ロンドンでは9月中旬から気温が下がる一方で、最近では夜10℃近くまで冷え込む日も出てきました。東京でいえば晩秋の候といった趣でしょうか。
秋といえば日本では毎年紅葉狩りを楽しみにしていたのですが、残念ながらロンドンでは緑の葉が茶褐色になってそのまま落ちてしまうケースが多いようです。紅葉した木々を見ることはほとんどありません。そのような中、自宅近所で青々とした葉を付けた木に絡みつくツタ性植物の葉が真っ赤に色付いているのを見付けました。久しぶりの快晴の青空に鮮やかな赤が映えて美しい。ああ、やっぱり秋はこうでなくっちゃ、と思った瞬間でした。ところで、写真を撮っていると近くで工事していたおじさんに「みんながこの木を写していくんだけど、どうして?」と聞いてきたので、「紅葉しているのが綺麗でしょう。この辺りではめずらしくない?」と返してやりました。何か言われでもあると思ったのかな、というか実はあったりして。
ついでに、最寄り駅「South Kensington」の写真も撮ってみました。赤い駅舎が可愛らしい。左奥に見えているのは、先日紹介した自然史博物館です。
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